live or die 6
今回、この話を書くのはまだまだ先の予定だった。
と言うのも思わぬアクシデントがあり「西田洋介」の話が止まってしまった。
先月の中旬の事だった。
朝からの雨の中、俺は湾岸線を東に向かい走っていた。
追い越し車線を走行してトンネルに差し掛かる手前で1台の軽が割り込んで来た。
軽は前を走る大型トレーラーを追い越しに掛かったのだ。
その数秒後。
軽はハンドル操作を誤ったのか、急ブレーキを掛け側壁に衝突し止まったかの様に見えた。
俺も急ブレーキを掛け軽を避けようとした。
タイヤがスリップしてケツが振ったのが分かった。
本当にスローモーションの様に、目の前に近付く軽。
このまま衝突したら、俺が死ぬか軽のドライバーを殺すかのどちらかと。
一瞬の判断だった。
左のミラーを見た。軽が追い抜かした大型トレーラーが見えた。
俺も死にたくは無いし殺したくも無い。
思い切り左にハンドルを切り、軽を避けた。
俺はトレーラーの荷台に衝突し引っ張られるかのよう凄まじい音を立てて停まった。
大型トレーラーは走り抜けて行った。
その直後だった。
後ろからの衝撃が2度、3度と俺を襲った。
その弾みで俺は軽と衝突した。
結局、8台が絡む多重衝突事故だった。
幸いな事に大きな怪我をする方も無く物損事故で済んだ。
警察の方もこれだけの事故で死傷者が無いのは不幸中の幸いと言うくらいだった。
そして役2週間、俺は仕事に行けなかった。
振り返る時間が必要だったんだろう。
そもそも、このブログをゲームから己の人生に方向転換したのも何か意味が、理由があるのだろう。
今回の事故で、まだまだ俺は生かされているんだと、まだまだ乗り越える試練に立ち向かえというハイヤーセルフなのかも知れない。
何のために、こうしてブログとして残してるのかは分からない。
使命感も無いし、自分を晒す意味も分からない。
次回から「西田洋介」の続きに戻ろうと思っている。
2回目の死んだエピソードはずっと先になると思う。
物事は起こるべくして起こる。
人生はそんなもん。
悩み悔やみ苦しまないと、その逆のシアワセに気付けない。
シアワセになりたいのなら、平穏な日常の意味、有り難さを知る事を推奨する。
メシ食ってクソして寝る。
それだけで人はシアワセになれる。
意味が分かる人は分かる。
分からない人は、まだまだ色んな経験が必要だし、この先に訪れる。
ただ逃げずにいて欲しい。
乗り越えられない壁は絶対に無い。
乗り越える、その手立てを知ってるか知らないかだけ。