It's my life byドラゴンスネィク団

まだまだ酷暑が続きそうです。

平成の終焉

あと4ヶ月で平成も終わる。

何十年振りかに穏やかな年明けを過ごせた。

孤独から逃げる様に人が休んでるのも気にならすに年がら年中働き続けた。

基本的に人混みが苦手な俺。

幾多の人が眼に入ると、人の唸りに酔うのか、すれ違う人達の余計な物を貰ってしまうのか。

多分、後者だと思う。

東京に居た頃から働き詰めだった。

何かをしていないと落ち着かない。

何も予定がない日がしんどかった。

月曜から金曜まで普通に働き、土日はバイト。

更には平日の夜もバイト。

金が欲しかったのでは無く、孤独から逃げていた。

東京を離れた今も休み無く働いていた。

精神的に疲れるよりも肉体的に疲れたいから。

GW、盆、正月と休んでも1日くらいだったが

今年は違っていた。

会社に対する不信感もあったが、8日も自らの意思で休んだのは初めてだ。

とても有意義な時間を過ごせた。

言葉を交わさなくても、側に居る安心感。

絶対的な存在感。

とても心地良い時の流れの中を漂っていた。

とても長く、とても短い時間。

目を覚ませばそこに居る。

孤独とはかけ離れた忘れかけていた感覚。

その時間を「シアワセ」と呼んで間違いないと。

人が死ぬ時は心臓が止まった時でも無く

脳が機能しなくなった時でも無く

肉体が滅びた時でも無く

他者の記憶から消え去った時に死んで行くのだろう。

幸か不幸か俺は味方も多いが敵も多い。

その人たちの記憶から消え去った時に俺は死んで行くだろう。

「憎まれっ子世に憚る」

どんな形であろうと人の記憶に残る存在になる事は良いことだと思う。

ある意味、生きた証になるから。

シアワセかと尋ねられたら

俺はシアワセだ。

毎日を過ごせているから。

黙っていても時は刻まれていく。

後悔しない事は無い。後悔出来るのは

己の過ちを認めている事。

同じ事を繰り返さなければそれで良い