It's my life byドラゴンスネィク団

まだまだ酷暑が続きそうです。

弱い者が夕暮れ 更に弱い者を叩く

すっかり時事ネタばかり書くようになってしまったが致し方ない。

書きたい事がそっちに行ってしまう。

 

繰り返される虐待。

躾と言う言い訳で己のストレスを抗う事の出来ない幼き身体に容赦無くぶつける。

余りにも不憫に思う。

1番護るべき人間から受ける裏切り。

 

頼るべき相手、手を差し伸べる相手は必ず居たハズだと思う。

徹底して定められたルールを守るのが役所なのにルールを破った為に起きてしまった。

 

何年か前に神奈川でもストーカーから逃れるために転居を重ね落ち着いたところを、浅はかな役所の判断で転居先がストーカーに伝わり命を奪われる事件があった。

 

税金を搔き集めるくらいの勢いを全ての役所に求めたい。下手な闇金よりエゲツない取り立てを徹底して行うからだ。

しかも合法的に。

 

俺には信じられない。

自分の遺伝子を引き継いだ者を傷つける事を傍観出来る神経が。

実子だろうが連れ子だろうが子供に変わりはない。

どの子供にも計り知れない未来がある

良い未来か良くない未来かはどうでもいい。

理不尽な暴力でいかなる未来を摘み取ってしまうのは刹那い。

それを運命という一言で片付けられないし、片付けてはいけない。

 

生きていれば少なからずともストレスは生じる。

仕事、家庭、人間関係、親子関係。

子供が思い通りに育つという幻想をそろそろ忘れてみないか?

自分は親の期待通り応えている人生か?

そんな人間はいないだろ。

自分自身のキャパはそんなに広く無いだろ?

躾を他者に出来るスキルを持っているのか?

 

幼い娘を事あるごとに抱っこしていたら

怒られた事がある。

「抱きグセが付いたら困るからやめて」

「甘やかさないで」と。

母親に甘えたくて近寄る娘に怒鳴りつける。

「今、忙しいからアッチに行って!」

ドン引きした俺がいる。

抱っこを出来る期間なんて限られている。

娘が育つに連れ、自分は年老いて行く。

身体的にも娘を抱っこ出来る時期なんて人生の中のホンの一瞬。

出来る時に出来る事をしただけだった。

そんな思いを持つ親は多く無いのだろうか。

娘を産んでくれた事には感謝しきれない程、感謝している。

この先、心身ともに健やかに育つ事を願うばかり。願う事しか出来ない情けなさもある。

 

今回の父親と将来出会う事があったら、躾をしてあげたい。

思い切り理不尽な。

それくらいの憤りと怒りを感じる事件だった。

 

小さな命の大きな重さを忘れないでほしい。

 

己の犯した罪から逃れようと「躾」というワードを使うのは滑稽でしかない。

本格的に法改正を視野に入れないとダメなくらいモラルが無い時代に生きてるのも、何か意味があるのだろう。

やりきれない。